2021/12/29 16:19
ポルトガルで食べた忘れられない味として思い出すのは、いつも誰かの家でいただいた家のごはんたち。
なかでもリスボンに住む友人のお母さん、バルバラさんの作ってくれたバカリャウコンナタ(鱈のグラタン)はもう一度食べたい忘れられないポルトガルの母の味です。友人家族みんなと囲む食卓はまた格別だったなと思い出します。
今回はポルトガルを一緒に旅してバルバラさんに料理を教えてもらった料理家のmeme mealさんが、CERAMICA DE MAFRAの器にあうポルトガルレシピを作ってくれました。
今回は楕円オーブン皿でつくる"鱈とポテトのグラタン"と両手鍋でつくる"タコとトマトの雑炊"。どちらもテーブルがあたたかく華やぐポルトガルの家庭の定番メニュー。日本で手に入りやすい材料で、できるだけ簡単につくれるようにしてくれています。ぜひこの季節お試しください。
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CERAMICA DE MAFRA のポルトガルレシピブック
2.『バカリャウ・ア・ブラス (ポルトガル風ポテトと鱈の卵炒め)』
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3.『鱈とポテトのグラタン』(ポルトガル風コロッケ)
ベシャメルソースを使ってないのにとてもクリーミーなポルトガルのグラタン。滑らかなマッシュポテトを焼いたような印象でした。私なりにとても簡単なレシピにしてみました。一番美味しかったというバルバラさんのグラタン、残念ながら食べる機会はなかったので、いつか私も頂いてみたいです。
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< 材料 >
じゃがいも 大3個(600g程)
鱈切り身 2~3切
生クリーム 200ml
牛乳 100ml
塩 小1/2(目安)
胡椒 適宜
パルミジャーノ系チーズ 適量
<作り方>
① じゃがいもは皮をむき、四等分くらいにカットし、水から茹でる。
② 鱈は皮と骨を取り、分量外の塩を全体的にまんべんなく振っておく。
③ ①に竹串がすっと入るくらいになったら水を捨て、ボウルに移して木べらかマッシャーで潰す。
④ 鍋に生クリームと②を入れて火にかけ、生クリームで鱈を煮る。木べらで鱈を崩したところに、③も加え、焦げ付かないように木べらで混ぜながら、マッシュポテトを作る。水分が減ってきたら牛乳を加え、さらに滑らかなマッシュポテトに。
⑤ ④に塩、胡椒で調味してから、グラタン皿に入れる。チーズを全体的に削りかけ、220度のオーブンで15~20分程焼く。焼き色が足りなければ追加で焼く。
4.『タコとトマトの雑炊』
< 材料 >
米 1cup
ゆでたこ 150g
玉ねぎ 小1/2個
にんにく 1片
オリーブオイル 適宜
カットトマト 1/2cup
水 300~350ml
塩
胡椒
<作り方>
①米は洗ってざるにあけておく。たこはぶつ切りに、玉ねぎとにんにくはみじん切りに。
②鍋を弱火にかけ、オリーブオイルを温め、にんにくを入れる。香ってきたら玉ねぎも加え炒める。
③玉ねぎが透き通ってきたらたこを加え炒め、米、トマトも加えてさっと炒めたところに水を入れて、塩、胡椒をして蓋をして3分程中火に。沸騰したら弱火にして10分程煮る。途中焦げ付かないように木べらで混ぜる。
④器に盛り、パセリを散らす。
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使ったお皿
CERAMICA DE MAFRA
ポルトガル・リスボンの郊外にある町マフラで100年ほど前に始まった工房「OLARIA GRANDELA」がつくる陶器の皿。柔らかみを感じるフォルムと、地元の赤土に2色の釉薬の織りなす色の濃淡は一点一点異なり、ポルトガルらしい手のあたたかさを感じます。
CERAMICA DE MAFRA 楕円オーブン皿
https://store.castella-note.com/items/57263831
CERAMICA DE MAFRA 両手鍋
https://store.castella-note.com/items/57263547
CERAMICA DE MAFRA 一覧
https://store.castella-note.com/categories/2673395